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キスゲ平周辺ハイキングガイド

1、キスゲ平

 

霧降高原バス停(一般駐車場有り)から第1リフトでレストハウスまで登ると、ニッ コウキスゲの大群落で有名なキスゲ平です。さらにレストハウス前から第 3リフトで高原ハウスに到着するとそこは植物群落のまっただ中。ニッコウキスゲの 見ごろは6月中旬から7月中旬で、ニホンジカの食害防止によりニッコウ キスゲのみならずカラマツソウ、ギボウシ、5月のカタクリなど見事な植物群落が復 活しています。

2、小丸山から焼石金剛、赤薙山

焼石金剛

 

丸山、赤薙山方面へのハイキングのスタートは第4リフト終点の小丸山(1601m)で す。小丸山から長い尾根を西に登ってゆく道が焼石金剛を経て赤薙山 に至るルートで、足下に広がる鳴沢の大渓谷と、日光、今市方面への眺望が見事で す。短いルートながら高山ハイクの気分が満喫でき、尾根道に群生するコメ ツツジが7月にはかわいい白い花を見せてくれます。南面の崖には近ずきすぎないよ う注意しましょう。
小丸山と赤薙山のほぼ中間点の焼石金剛まで登ると、丸山は足下に見えます。焼石金 剛の少し先から道はコメツガの樹林帯に入り急な登りを赤薙山山頂を目指 します。2010mの山頂は樹木に囲まれ眺望は有りませんが鳥居と祠が山岳信仰の昔を しのばせています。

3、小丸山から丸山

丸山

 

第4リフト終点の小丸山から北側に見えるこんもりとした小さな山が丸山(1689m) で、鞍部をへて山頂まで20〜30分で程度登る事ができます。シロ ヤシオ、ドウダンツツジ、ホツツジ、オオカメノキなど5月から6月にかけてたくさ んの木の花を楽しむ事ができます。
丸山からは小丸山に戻り第4リフト脇の谷ぞいの道をレストハウスまで下る道と、山 頂から北側(六方沢橋方向)に下りレストハウスに戻る道の二つのルート が有ります。下りの両ルートとも急傾斜で、特に雨の日は足下が悪いので注意しま しょう。

4、キスゲ平から大山

ミズゴケ

 

キスゲ平レストハウスから東に斜面を下り、合柄橋(橋はない沢)を経て大山に至る ルートです。大山手前からは霧降牧場の中を歩きますので、牧柵を越え牧 草地に入ったら目の前の丘の頂上を目指して登りましょう。この頂上が大山でキスゲ 平、丸山、赤薙山の景観が見事です。大山から牧草地を南に下り途中から 牧草地の外側の牧道を歩き猫ノ平に至ります。猫ノ平からは霧降川経由で霧降滝に下 る道と、マックラ滝方面に下り霧降高原有料道路に出る道の二つのルート が有ります。5、合柄橋からマックラ滝
大山に至る道の途中の合柄橋(橋はない沢)から森の尾根道を南に下りマックラ滝に 至る旧道ルートが有ります。長い間使用されていなかった道で現在整備中 ですが、戊辰戦争当時東照宮の御神体が栗山村へと越えた歴史の道でも有ります。



霧降高原四滝廻りハイキングガイド

1、霧降滝

 

華厳滝、裏見滝とともに日光三名瀑の一つに数えられる霧降滝は、高さ75mで上下 2段に分かれ、周囲を霧降の森に囲まれた美しい滝です。日光駅からは定 期バスが滝入り口まで出ており、四滝廻りの起点になります。観瀑台からは、春の新 緑、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々周囲の自然と共に、その景 観を楽しむ事ができます。

2、霧降川

 

支流を含めると多くの滝を持つ清流で、イワナやトウホクサンショウウオ、カワガラ スやミソサザイなどたくさんの渓流の生き物に出会えます。霧降滝からは つつじが丘から沢へと下ると20分程で到着します。丸木橋を渡ると猫ノ平に登る道 とマックラ滝方面への分岐があります。

3、丁字滝

 

丸木橋で霧降川を渡りマックラ滝方面に沢ぞいの道を歩くと丁字滝への分岐に出会い ます。ここで丸木橋を渡り林を抜けると鬱蒼とした森の中に丁字滝があり ます。支流に有るためハイキングルートから直接は見えないので、秘境の滝の雰囲気 が感じられます。丁字滝へはマックラ滝から霧降高原道路へ至る道の途中 から入り沢の上部から滝に至る道も有ります。

4、玉簾滝

 

霧降川に沿った道を丁字滝への分岐からさらに川沿いに歩くと玉簾滝への分岐に出会 います。分岐から玉簾滝は川原を歩きますが、滝はすぐに見えてきます。
赤茶色の川床の上を数段に別れた滝が緩やかに流れ下ります。一番下の段は足下に注 意すれば簡単に上がれます。最上段は赤茶色の平らな川床が広がっていて 印象的です。

5、マックラ滝

 

玉簾滝の最上段の川床を見下ろしながらさらに川沿いに進み丘を一つ越えると霧降牧 場の牧道を横切り案内版に従って丸木橋を渡るとマックラ滝です。背後を 真っ黒な柱状節理(溶岩が固まってできた柱状の岩)に囲まれその中を勢い良く滝が 流れ落ちています。滝の水しぶきが霧のように舞い、心身共にリフレッ シュするような爽快感が味わえます。滝壺の横にはサワグルミの見事な巨木が立ち、 4月はカタクリ、5月はコンロンソウの群生が見られます。マックラ滝か らは霧降牧場の牧道を歩き霧降高原有料道路へ戻ります。途中丁字滝への分かれ道が 橋のたもとに有りますので、この道から丁字滝に行く事もできます。




戊辰の道ハイキングガイド


1、戊辰の道
  キスゲ平から大山に向かう途中の合柄橋(水は流れていない沢)手前から南に下り、マックラ滝・丁字滝方面へと下る尾根道が「戊辰の道」ハイキングルートです。
戊辰戦争の時、旧幕府軍は一時日光に立てこもりましたが、食料・弾薬の補給が十分にできず、戦火が社寺におよぶ事を防ぐために、このルートを通り栗山村へと逃れて行きました。このハイキングルートは、これに因み「戊辰の道」と名づけられました。
尾根と途中の木々の間からは大山や赤薙山の眺めが見事です。丸木橋が架けられたツメタ沢は鬱蒼とした深山の美しい沢です。

2、石祠
「戊辰の道」は昔から栗山村と日光を結ぶ山越え道として利用されていました。
炭の搬出や、日光と栗山の交易に重要な山道で、尾根の途中には江戸時代に祀られた石祠があり、人々の生活にとって大切な道であった事が偲ばれます。

 

 

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